こんにちは。トラックドライバーのハルです。
トラック運転手の年収について私が過去いた会社や今の会社を例にして触れていきたいと思います。
トラックドライバーとしての給料ですが、働き方や会社によりさまざまです。
例として長距離運転手として年収700万円超えをしていた元同僚で今でもトラックドライバーの友人から聞いた話や見た事を書いていきます。
その同僚は確かに年収で700万円以上稼いでいましたが、その働きぶりを見て私には無理だなと思いました。
当時私が働いていた運送会社には稼ぎたい人が担当する仕事がありました、その仕事を担当すると実際700万円以上稼げていました。
年収を多くする為の働き方
トラック運転手として年収700万円以上稼げる仕事を担当している人たちは、仕事内容としてまず荷積み荷下ろしがきついです。当然全部手で降ろしたり積んだりです。
重量物も混ざります、重いものを下に軽いものを上にとどんどん積んでいき大型トラックの荷台に隙間なく荷物をテキパキ積んでいきます、まさに職人です。
もし隙間があると、まだあそこに積めると指摘されます。
そのハードさは見ているだけで分かります、なんといっても真冬の寒い時期に上半身裸でしたから(笑)私の働いていた運送会社の倉庫ではそんな人が何人かで手伝い合いながら荷積みしていました。
真冬の寒い密室の倉庫で上半身裸の男達が大きな声を掛け合いながら作業するその光景は今思い出すとなんとも不気味です(*´Д`)
労働時間と睡眠時間
労働時間は一日14時間~18時間働いている事はザラでした。
長距離なので寝る場所はトラックの中です。一日の睡眠時間は6時間くらいとれるが、荷下ろし先の都合で2時間1時間1時間2時間とか分割で寝ないといけないとうい事もあり、まとめて寝れないし寝る時間も不規則になります。
休日
休みは週1日で、家での休日は2週間に1回でした。
家に子どもと奥さんがおり自分自身もそうですが子どもにも寂しい思いをさせていました。
結局どんな人が働いていたか
- 比較的若い人
- 家購入等の目標に向けてがむしゃらな人
- 不規則でも平気な人
- 睡眠時間が少なくても大丈夫な人
- どこでも寝れる人
- 体力がある人
などです、私がいた運送会社では「元自衛隊」が多かったですね。
彼らは私からみると超人です、まるでターミネーターのような人たちが働いているイメージでした。
私自身は彼らのようには出来ないだろうと思い長距離運転手時代は年収600万円程度で働いていました。
その分彼らより大分負担が軽かったので私にはこれがあっていると思いやっていました。
実際に手元に残るお金
見落としがちな事を書きます。
長距離トラック運転手は確かに地場の仕事に比べて給料が良いです。
しかし出費は多くなります。
出先ではどうしても外食をすることが多くなったり余計な買い物をすることが多くなってしまうからです。
地場の仕事であれば自炊をして仕事途中の食事は弁当にすることが出来ますが、長距離で仕事をしているとそうはいかない場合が多いですし、コンビニなどで珍しいものを見つけてしまうとついつい買ってしまいます。
収入は増えたけど出費も増えて思ったほど手元にお金が残らないという事も十分考えられるので、長距離での仕事を検討している人はこれらの点は注意が必要です。
現在の私の年収と労働条件
今現在私は、休日多さと一日の労働時間の短さや毎日夕方には家に帰れる事を優先させ年収は450万円です、これは結婚して妻と相談し家族との時間を大切にしようと決めた事なので納得しています。
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