こんにちは、トラックドライバーのハルです。
トラック運転手が働く運送会社では人の出入りが激しいです。
私も多くの退職者や新入社員を見てきました。その中で良く思う事があるので今日はその件を書こうと思います。
考え抜いた結果
退職や転職などは人生においての分岐点となるとても大きなイベントです。
そのような結論を出すという事は転職者本人が考えに考え抜いた結果である事がほとんどだと思うんです。
しかし、そういう退職希望者が出たときに必ずと言っていいほど引き留めようとする人がいます。
管理職であれば一応引き留めるのは何となく分かりますが、一般ドライバーでも引き留めようとする人がいます。
そういう時に私は「他人の人生に関わる覚悟を持って」引き留めようとしているのかな?
と思うんです。
引き留める本当の理由を考えてみた
私の経験だと案外ブラック度が高い運送会社の一般ドライバーの方が熱心に引き留めてきました。
ちょっとひねくれた考え方かもしれませんがその理由を私はこう考えました。
- 会社に私も引き留めに参加していますよアピール
- 完全に洗脳された社畜
- とりあえず引き留める事が良い事だと思い込んでいる
これらの理由が大きいのではないかと思います。
他人の人生に関わる覚悟はあるのか?
転職する事は人生における大きな分岐点になるイベントです。
そこに関わっていくという事は他人の人生に関わるということと同じだと思うので退職を引き留めるのであればそれなりの覚悟を持って引き留めなければならないと思います。
私はこの覚悟があまりなく引き留める本人の都合で「退職は考えなおした方が良いのではないか」というような事を言う人が多い気がします。
さいごに
過去に私が退職してきた運送会社でも引き留めてくる人がいました。
「○○が居なくなると淋しいから本音を言うと辞めないでほしい」は社交辞令と分かっていても嬉しいです。
こういうのは良いんですが、その他「辞めずに頑張ればいい事あるよ」とか「今まで積み上げてきた物がもったいない」などを理由に引き留めにかかるのは、それなりの根拠と本気度があるのであれば良いと思いますが、私は人の人生に関わる覚悟がないのであればやめた方が良いと思います。
運送会社はその会社の持っている仕事次第で簡単に傾いて労働条件が悪くなります。
そのような時にいつまでも「ドロ船」に乗っているよりも早めに転職して条件の良い所へ移った方が良いでしょう。
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