こんにちは、トラックドライバーのハルです。
現在トラック運転手は高齢化が進んでおり30代でも若手です。
ですので、私の周りでも圧倒的に年上が多いです。
そんな環境なのでよく昔の物流業界の話を先輩から聞きます、その話の中でも強く記憶に残っている事がありますので今日はその話を紹介したいと思います。
トレーラーヘッドで通勤!?
今から30年くらい前の話だそうです、その当時先輩はトレーラー運転手とて海上コンテナの仕事をしていたそうです。
当時の運送会社は今ほど決まり事が厳しくなく、むしろゆるかったらしいです。
今では考えられないですが当時先輩はトレーラーヘッドを会社から借りて生活していたらしく自家用車代わりに使っていたそうです。
なので通勤もトレーラーヘッドだったらしいです。
本当に今では考えられないですね、先輩いわく「当時は自由で楽しくて良かったよ」との事。
実際そんなに自由なら楽しそうですね。
女も自由に連れ込めた!?
自家用車がトレーラーヘッドですので日常生活の車もそれになっていたらしく、当時の女の人はそれが珍しいし乗ってみたいと思う人も少なくなかったらしいです。
なので、先輩は「女を釣るのにも役立ったよ」と言っていました。
確かに私も飲み会の席で大型トラックに乗っているというと「へー凄い~、乗ってみたい!乗れないの?」と言われた事があるので確かに興味は沸くのかもしれません。
30年前だったら「トラック運転手=とても稼ぎが良い」時代だったしなおさらかもしれません。
飲み会の参加もトレーラーヘッド
先輩の話で一番時代が変わったんだなと思った事なのですが、なんと当時先輩は飲み会の参加すらトレーラーヘッドだったらしく当たり前に帰りもそれを運転して帰っていたそうです。
先輩は「まさか警察もトレーラーヘッドを運転している人が酒なんて飲んでいるわけないと思うだろ、だから止められた事もなかったよ」と話し笑っていました。
当時でも飲酒運転は当然悪いものではあったでしょうが、社会的にも今より緩い感じの取り締まりだったのでしょう。
私は現在の感覚なのでとても信じられません・・・
さいごに
今回は30年前の話です、現在の運送会社はこんなに緩くはありません。
それどころか厳しいです。
速度制限・知り合いなどの同乗禁止・トラックの貸し出し禁止、等など「なんでこんなに世の中厳しくなったんだろうな」と先輩が漏らすほど時代は変わっています。
私は安全の事を考えればいい方向に変わってきたと思っています。
安全第一でいきましょう!
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