こんにちはハルです。
私がトラック運転手の仕事に憧れをもったひとつの要因は従兄の影響があります。
従兄は車大好き人間で、たまに私の実家へド派手な車で遊びに来ていました。
そして当たり前のようにトラック運転手になりトラックをデコレーションして仕事をしていました。
そんな従兄が車の話をしているときは目が輝いていて、物凄く楽しそうで生き生きしていました。
私はその影響を受け映画「トラック野郎」を見るようになり私もデコトラに魅力を感じるようになりました。
しかし現在、従兄はデコトラに乗っていません・・・
デコトラを乗らなくなった理由
駿河船団のイベントに超ド級のすごいデコトラが来てます! pic.twitter.com/7ltmzZXiIq
— トラックスピリッツ (@truckspirits) 2017年11月5日
従兄がデコトラに乗らなくなった理由は結婚をして家庭を持ち車にお金を掛けられなくなった事、昔に比べ稼げなくなった事も理由としてあります。
トラックをデコレーションさせてくれる会社とノーマルで古めのトラックで仕事をしなければならない運送会社では後者の方が稼げるようで現在従兄は古いノーマルの大型トラックで仕事をしています。
そもそもデコトラで仕事が出来る職場自体少なくなってしまいました。
デコトラを取り巻く環境は厳しい
デコトラはそのままでは車検に通らない事も多いです。
車検の時には通るようにして受けたりするのですが、これがかなり手間だったり業者に頼むとかなりの出費になったりするします。
なので、不正車検を受けて車検に通す事が日常化していたのですが逮捕者が出てしまいました。
「1年に千台」不正車検疑い、3人逮捕-産経WEST
荷主からも嫌われてしまう
デコトラで仕事をしようにも依頼してくれる荷主がいなければ仕事が出来ません。
しかし、荷主からデコトラは嫌われてしまいます。多くの会社ではすぐに仕事を断られてしまうでしょうし、即出入り禁止になってしまうでしょう。
違法なトラックはダメです!だけど・・・
当然トラックは安全第一です。トラックをいじる事に色々厳しいのもわかるけど・・・
トラックの事に限らず色々と窮屈な世の中になったなと思います。
批判の声もあると思いますが・・・
バラエティ番組はクレームがくるからと無難な内容のものしかなくなり面白くなくなりました。
学校での教育でも生徒が先生に暴行をはたらいても、先生は手を出す事すら出来ないようになってしまいました・・・
話が逸れましたが、あれもダメこれもダメというのが多くなり昔に比べ世の中に元気がなくなっている気がします。
トラックに関してももっと緩く見てもらってもいいのではないかなと思います。
映画「トラック野郎」の世界観は元気いっぱいです。みていて清々しいです。
私はそんな元気の象徴のデコトラをもっと復活してもらいたいです。厳しいでしょうけど・・・
車大好き人間は
車をいじる事が好きなトラック運転手は多いです。そもそも車が好きなんですね。
そのようなドライバーは洗車もマメにします。よく車を見る事に繋がるので車に何か異常があった時も良く気づきます。
こういった車をいじる事が好きなドライバーが乗った方が事故に繋がるような異変に気付けるのは確かでしょう。
なのでトラックをいじる事を多少多めに見て欲しいと思う事もあります。
デコトラで仕事をするのであれば
- 全国でも数が少なくはなりましたがデコトラで仕事をさせてくれる会社はまだありますのそのような会社を探す。
- 自分で荷主を見つけて仕事をとり自営業として仕事をする。
- トラック運転手としては仕事をせず他の稼げる仕事を持ち趣味の車としてデコトラを持つ。
従兄いわく、デコトラで仕事をさせてくれる会社はトラックにお金をかけるぶん実入りが少ないようです。
自分で荷主を見つけて自営業するのは仕事が無くなってしまった時のリスクや事故のリスクを全て自分で持たないといけない上、仕事を見つけてくるという営業力や事務仕事も全部しなければならないと大変です。
トラック運転手以外の仕事を持ちデコトラに乗るには、趣味としては多額なお金が必要になりますが多くの稼ぎを得られる人には一番良いかもしれません。
現在大手ではマーカーひとついじることさえダメな所もあったりと現実的にはデコトラに乗る事は厳しい時代になりました。
さいごに
どうせ仕事をするのであれば楽しくやっていきたいです。
車好きにとってトラック運転手は非常にやりがいのある仕事です。
ただ、車をいじるのは難しい時代になっているので(規制面や収入的に)車いじりへの興味が高い人はそれをさせてくれるような会社選びをしっかりしてくださいね~。
コメント
確かに、最近デコトラを全然見かけないですね。やっぱり、車検や業界の自主規制があるんですね。
高速を走っている時にデコトラや面白い車を見かけると、こちらも単調な気持ちに変化がつき楽しくなるものですが。
個性を認めてくれない日本の社会って窮屈ですね。雇う側は、画一的に管理できた方が楽だからそうするのでしょうが、そういう考えが、本当に世の中からを元気奪っていると思います。