こんにちはハルです。
最近コメントを貰い感じている事ですが、このブログに関心を示してよく読んでくれている人が少しわかった気がします。
それは、「トラック運転手への転職を考えている人」です。
そういった方からのコメントを何件か頂いています。
↓過去には私がトラック運転手へ転職した当時の事を聞かれ記事にしています↓

↓この記事などは記事本体の文章量をコメントが超えました。↓

コメントをくれるイコール関心度が高い事だと勝手に解釈をしています。
なので今回はそのような方に向けた内容を書こうと思います。
若者と40代50代共通
まずはなるべくブラック企業に入りたくない。
こういった思いは誰にでもあるでしょう。しかしブラック企業を完全に見破る事は出来ません、そしてブラック(労働基準法に抵触する部分がある)とはいえ稼がせてくれる会社もありドライバーからみるとそこまで不満を感じないブラックな運送会社もあります。
逆にホワイト企業で完全に労働基準法を守って働こうとすると収入面で苦しい思いをしたりします。
ひたすらブラックで収入面も悪い酷い会社に入らない為には、求人情報をこまめにチェックする事です。
私はチェックすることが癖になってしまいました。
↓私の転職情報のチェック方法↓

ある程度の期間見ていると「この会社は条件が良いのにずっと求人が出ているな」などと気づくことが出来ます。
そういう所は酷かったりします・・・
特に「アットホームな職場」などと社風をアピールしている会社は私の経験上危ないです。
しかし初めてトラック運転手へ転職する際に見抜く事は難しいでしょうね・・・
一度運送会社で働き始めると転職回数が多い人が多く色んな情報を仕入れる事が出来るので、その地域の運送会社の良し悪しを多少分かってくるようになるので、もう一つの手段としてはどこかで働き始めて再転職となってしまいますがそういった人は多いです。
若者へ向けて
次に若者に向けてです。
トラック運転手へ転職を考える理由は人それぞれだと思います。
私は特に若い人には「やりがい」と「楽しさ」をこの仕事に感じてほしいと思っています。
ちなみに私は両方を感じて仕事をしているつもりです。
その為には、仕事に対して自信と誇りを感じられるようになるのが良いと私は考えています。
そこで私はまず、大型トラックを乗れるようになる事やフォークリフトに乗れるようになる事を目標にしてもらいたいです。もちろんトレーラー乗務を目指す事もありです。
これはなぜか?
まず初めにどの運送会社でも3トンや4トントラックで仕事を始めると思います。
そして人によっては大型トラックやトレーラー乗務へと移っていきます。そうではなくずっと4トントラックという人もいます。
それ自体悪い事ではないです。そういった人の力もとても重要です。

でも私は出来れば最低限大型トラックに乗れるようになる事を目指してほしいと思っています。
新しくフォークリフトを乗りこなせるようになる、大型トラックを乗りこなせるようになる。
こういった新しいチャレンジをして努力し目標を達成すると「自信」や「誇り」に繋がります。
人によっては「その程度の事」と思うかもしれませんが、自分が努力してトラック運転手として出来る仕事の幅を増やした事は「誇って良いし、自信として良い」です。
でもこれを人に自慢しちゃいけませんよ、そういうのは「カッコ悪いしダサいです」。自分の中の自信と誇りとして持ってください。
この仕事に対する「誇り」や「自信」がやりがいと楽しさに繋がり、それは仕事に対するモチベーションに繋がると考えています。
モチベーションが高いと自然と安全意識も高まり事故リスクを減らす事にもなると思っています。
若い人にはこういった良い流れを自分で作ってほしいと思っています。
若さはあるけど体力に自信がないとか、慎重派の人には勧めれないかもしれませんが「誇り」や「自信」に繋げるという意味では、若いうちに高い給料を目指すのも良いと考えています。
正直高い給料を貰える会社での仕事はかなりきついです。
しかしそういった仕事をした経験が後になって「誇り」や「自信」になります。
もちろんこれも他人に対して「俺は昔相当きつい仕事をして高い給料を貰っていた」なんて話したら「ダサいしカッコ悪い」のでやめた方がいいです。
自分の中にしまっておいてください。それが後になって「やりがい」や「楽しさ」に繋がると私は感じています。
大型トラックやフォークリフト乗務を目指すために
大型トラックを目指すのであれば4トントラックだけで仕事している運送会社は転職先の候補から外した方が良いです。
そしてフォークリフトでの仕事もある会社が良いと思います。
もしかしたら最初に勤め始めた会社が自分にとってしっくりくるかもしれませんし。
経験を積んでから自分にとってしっくりくる仕事へ
トラック運転手の仕事といっても運ぶものや乗るトラックなどにより仕事内容はさまざまです。
私の場合、今のところは手積み手降ろしのある仕事がしっくりくるし楽しいです。そして手積み手降ろしの方が大変な分その他の仕事より若干給料がいいですし出来る限りそういった仕事をしています。フォークリフトでの仕事などもしますけどね。
しかし人によっては手積み手降ろしとかとんでもない!絶対やらないという人もいます。
最初は色んな仕事を経験できる運送会社で働いて色々見てみると良いと思います。
40代50代の方に向けて
次に40代50代の方に向けてです。
過去にこの年代の方に向けてきつい内容の記事を書きました・・・
その記事にも書きましたが正直辞める人が多いです・・・
多分見込み違いです。どちらかというと私は手積み手降ろしの仕事を好んでするので慣れているのもあるかもしれませんが、私が比較的楽だと感じる仕事でも「こんなきつい仕事とは思わなかった」と辞めていきます。
なのでこの年代の方はちょっと失礼な内容かもしれませんが、初めから収入を重要視してトラック運転手を始めるのでなく経験を積む部分を重視して始めた方が良いと思います。
今更と思うかもしれませんが、ある程度の収入を得る為にはそれが近道だと思います。
まずは大型トラックとフォークリフトの経験
これは若者への内容と被るのですが意味合いが違います。
トラック運転手の仕事って案外3トンや4トントラックの仕事より大型トラックの仕事の方が体力的には楽なんです。
↓こちら過去記事で書きました↓

特に大型トラックの仕事+フォークリフトでの荷積み荷降ろしは体力的に楽な割りに給料が良いです。(手積み手降ろしの方が給料が良い事が多いですが相当きついはずです)
体力的に自信が無くなってきたけど収入は必要という方は「大型トラック+フォークリフト+長距離」がおススメです。
給料面をある程度重視するのであればそこを目指すのが良いと思います。
だけどフォークリフトの操作は最初慣れないうちはかなり苦戦します。この時期は耐えるしかありません。ここを耐える事が体力的に楽な割りに給料の割がいい仕事への近道だと思います。

もしくはタンクローリー
体力的に衰えてくる年代の方にオススメの目標はタンクローリー乗務です。
大型トラック乗務経験などを求められる事が多いので、どちらにせよ大型トラックの経験を積む事を考えて転職先を考えるといいでしょう。
もし本当にタンクローリーを目標にするのであれば合わせて「危険物」や「高圧ガス」の資格も取っておいたほうがいいですね。
今なら求人がチラホラ出ています。


さいごに
私はどの年代でトラック運転手になろうが、この仕事に「やりがい」と「楽しさ」を感じてほしいと思っています。それは人生の幸せに繋がると考えています。
たまに死んだ魚のような目をしたドライバーに遭遇しますが悲しくなります。
それより同じ仲間であるトラック運転手には生き生き仕事をしてほしいし、少しでも幸せであってほしいです。
今回書いた内容は私一個人の単なる考えです。もちろんこれが絶対正しいなんて思っていません。
人によって考え方は違うので全く違う考え方での選択肢でも全然いいと思います。
ただどんな選択肢を選ぶにしても、せっかくトラックドライバーを目指すのであれば少しでも楽しくやりがいを感じられる前向きなドライバーになって欲しいと願っています。
こちらもあわせてご覧ください。

コメント
こんにちは。私も日本にいる時は現場でフォークの資格を取って乗っていましたが、やはり最初は慣れませんでしたね。中国でも作業員が休みの時など、たまに乗ってますが、中国のフォークの操作感がまた独特で…ウチの現場にあるのは電動フォークだからかもしれませんが。
事実、仕事は人生の大半の時間を割くものですし、やはりイキイキと働きたいですね。
仕事が楽しくイキイキ出来たら幸せだと私は思います。
そうですよね。
何事も楽しくイキイキ出来た方が良いですよね。
綺麗事と思われるかもしれませんが私は多くの人がそのように働き生きていければいいなと思っています。
しかし個人個人考え方が違うのでその為にはどうしたらいいかは人それぞれだと思います。
イキイキと仕事をする為には仕事内容や待遇も大事だと思いますが、同じくらい考え方も重要だと考えています。
今回は私なりの考えを書いてみました。
カズさんの過酷な日々も改善され少しでもイキイキした人生を送れることを祈っています。