こんにちはハルです。
プライドを持って仕事をすることは大事です。
私は先輩から
「真のトラック運転手は休みの少なさや労働時間の長さは気にすることなく沢山働き昼夜問わず車を走らせるものだ!」
と言われた事があります。
また
「俺なんか3日間寝ずに仕事をした事がある、途中から幻覚を見ながらでも頑張った」と武勇伝を語っていました。
そこで今回は「真のトラック運転手」について書いてみようと思います。
注)私の見解ですので他人の考えを否定するつもりはありません。
トラック運転手の働き方とその弊害
私は過去にトラック運転手の長時間労働やそれに伴う体調不良や危険性について書いてきました。
残念ながらドライバーはそのような環境下に置かれています。


こんな中でもプライドが高い一部のドライバーは「真のトラック運転手とは長時間労働も休みの少ない事も当然」だという考えをもっています。
はたしてそうでしょうか?
私は違うと思います。
幻覚を見ながら運転なんてもってのほかです。危険!そしてそれは他人を巻き込む大きな事故に繋がりかねません。
飲酒運転は危険という意識は広く認識されているのにそれと同等かそれ以上に危険な過労運転の危険性は認識されていない。その点に私は疑問を感じています。
もし経営者なら・・・
休みも少なく長時間労働や昼夜問わずの仕事をこなせる人はいます。
逆にこなせない人もいます。
気持ちではどうにもならない個人差という物があります。
しかし「真のトラック運転手」を語る人の中には他人に対しても同じように求める人が居ます。
そのような人は「もし、出来ないのであればトラック運転手に向いていない」とさえ言います。
これが一般ドライバーならいいのですが管理者や上司・影響力のある先輩・経営者だと最悪です。
もし、かれらが言う事を真に受けて「無理をして頑張って」しまった結果大きな事故になったとしても彼らは自分の責任とはせずに運転をしていたドライバー本人の責任だとしてしまうのは目に見えていますし。
法律上もその車を運転していた本人が責任を追及されます。
まして事故に巻き込まれた人はたまったものではありません。
自分自身がどのような考えをもち実行するのは構いませんが、他人に長時間労働と休みなしで働くことを押し付けるのは危険だと考えますし「真のって何?」と思います。
自分に都合のいい事を押し付けているだけでしょ?と・・・
それがカッコイイと思っているだけでしょ?と・・・
私が考えるプロのトラック運転手とは
私は自分の能力や体の状況を把握して働き安全を優先出来る人がプロだと思っています。
これを怠ると他人を巻き込む事故に繋がりますし、自分の体を壊し長く働く事が出来なくなってしまいます。
それに私のように持病を持ち通院する必要があったり、なるべく昼間の仕事をしない人は働けなくなってしまいます。
私は自分に合った働き方で無理をせずに安全優先で仕事をする事が出来る人がプロだと思っています。
それは家族を大事にすることであり自分を大事にする事でもあると思っています。
特に「真面目な人」
無理するな!
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