こんにちは、トラックドライバーのハルです。
みなさん普段車を運転する時、確実な安全確認は行っていますか?
先日大型トラックが左折時に横断歩道を歩行中の方を巻き込み、そのまま引きずりその女性の方が亡くなる事故がありました。
トラック運転手は人をはねた事に気が付かなかったと言っているようです。
私の見解を書きたいと思います。
今回の事故が起きた要因
私が考える今回の事故の要因は・・・
- 十分な巻き込み確認をしていない
- 運転に対する驕り
この2点がほとんどの要素を占めると思います。
私が行っている防止策
私は他のトラック運転手より安全確認を徹底している自信があります。
今回のような事故につながるケースに遭遇した事もありますが当然事故にはなっていません、その防止策とは「左折時には横断歩道の手前で一旦停止して安全確認をする」です。
過去の経験ですが、横断歩道の信号が赤にもかからわず突っ込んで渡ってしまう人もいました。
その人を巻き込んで殺してしまったら車側の責任になったしまいます、なので私は十二分な安全確認を行うのです。
今回の事故を起こしたトラック運転手の言い分
今回の事故を起こした運転手ですが、人を引きずった事に気づかなかったそうです。
確かに大型トラックで何かに接触したり、踏んだりしても運転席まで伝わる衝撃が小さいのでそのような事はあるかもしれません。
しかし、しっかりとした巻き込み確認をしていれば異変に気付けたはずです。
ベテランドライバーの驕り
大型トラックに乗り始めた当初は、ほとんどの人が緊張感のある運転をしています。
しかし無駄な車線変更が多かったり横断歩道をスピードを出して曲がるなど、時間がたち慣れてくると運転が横柄になってくる人がいます。
私も年数的にベテランドライバーに入りますが、過去にどのような事故があったのか?その原因はなにか?どうすれば防止出来るのか?などを意識的に考えて運転するようにしています。
ベテランドライバーだからといって驕ってはいけません。
コメント
ご無沙汰しています。
8月から運送業に戻る私ですが、先日トラック協会で初任者診断を受けて適性を測定してきました。
「注意の配分」が十分でないと診断されました。そこには右左折時の情報収集を目の動きでなく顏も動かしてしっかり見るようにとアドバイスが書かれていました。ハルさんは左折時に青信号でも必ず一旦停止してらっしゃるとブログに書かれていましたね(さすがプロのドライバーさんです!!)。私も今自家用車を運転するときに「一時停止。確認。しっかり止まって、そして見る」をするようにしています。これを習慣化させないといけません。
合わせてyoutubeでドラレコの事故の映像も見るようにしています。見ながら自分だったらどのように走っていただろうか、どう車間を取っていたか、スピードは?などとイメージしています。ただ事故映像は見続けると疲れますが・・・(汗)。
私も事故を起こす可能性を持っている者、と自覚すること。そうすることで目に入る風景も捉え方が変わってくるのかと思います。
実は、8月から始まる仕事に緊張しているのです(汗)大型トラックは死角も多いですらね。
長くなりました。すいません。
お疲れ様です。
もしもがあってしまうとほとんどの場合でどうしても車が悪くなってしまうので
歩行者や自転車は本当に怖いですよね・・・
でもトラック運転手は車も大きい分責任も大きいのでやっぱり気を引き締めていかないといけないです。
お互い安全運転で頑張りましょう!